先日、栃木県下野市の幼稚園、保育園の先生方の
研修会で講演させていただきました。
テーマは、「発達障がい児とその保護者との接し方」
先生方は、皆さん熱心に聞いてくださいました。
通常1時間くらいは、長男の自閉症の子育ての体験談を含めてお話するのですが、
先生方からの質問が多いと伺っていたので、30分の講演とその後、1時間の質疑応答というタイムスケジュールに変更した研修会でした。
講演後は、途切れることなく先生方から質問をしていただきました。
総勢50人以上の先生方がいらっしゃいましたが、
日々、一生懸命保育させていらっしゃる様子が、
目に浮かぶような具体的な悩みをたくさん聞かせていただきました。
発達障がいの子育ては難易度が高く
一人ひとりの障がいも違うし
集団で行動できないお子さんも多いので、
先生も悩まれることが多いと思うんです。
1つ、1つの質問に共感しながらも
丁寧にお答えしました。
そして、発達障がい児の母親として
子供の幼稚園時代、感じていたことを素直にお話しました。
顔は笑っていたが、心では泣いていた・・・
自閉症の長男の幼稚園時代。
子供の障がいを受け止めるには
個人差がありますが、
時間がかかるママも多いと思います。
先生からの何気ない一言で
傷ついたり・・・
当時の話を具体的にお話しました。
講演聞いてくださった先生からは、
・今まで保護者の方からの目線でのお話は聞いたことがなかったので、とても勉強になりました。
・子育ての体験談や実際に幼・保育園などの現場の身近な事例などの質疑応答など分かりやすく勉強になりました。発達障がいを持つお子さんや保護者の気持ちや困っている事などそばで理解したり、共有できるような保育者になりたいと強く思いました。
・自閉症や発達障がいの子の特徴も分かり、これからどのように向き合っていったらよいか少しわかってきたように思います。
・質疑応答の時間では、他の園の先生方も同じような悩みをもっていることが分かり、私たちだけじゃない、頑張っていこうと励みになりました。
などたくさんのご感想をいただきました。
先生方も悩んでいるのは、私だけじゃない!と思えるのって大切だと思うんです。
私は、講師として「幸せの気づき」になる話をさせて頂くことに
使命を感じています。
でも、皆様の意見や質問をより活発に出していくのも、
司会者として得意ですので、
ファシリテーターの役目として研修会に参加せていただく形もいいな~と思いました。
日々、お子さんと向き合っている先生方の
それぞれのお考えや悩みを共有して
良い方向にみんなで向かっていく。
一方的に、私がお話するのも良いですが、
先生方が、一同にお集まりいただく貴重な時間ですので、
研修会にそれぞれの悩みを共有したり、解決していく事も大切だと思うんです。
講演、ファシリテーターのどちらにせよ、
私は、先生方、そして子供たちが、
幸せに生きていくヒントを
これからも、ずっとお伝えしていきたいです。
本日もご覧いただきまして、ありがとうございます。