皆さま、こんにちは。
日本ハピママ協会の鈴木千春です。
昨日、自閉症の長男が久しぶりに怒った。
「ねえ~、弟の事は好き?」
という私の質問が気にいらなかったらしい・・・
もともと
質問されるのは嫌いな長男。
機嫌が良かったので
つい私も気が緩んでしまった。
なぜ、この質問が、嫌だったのか分からないが
(楽しそうに答える時もあるので・・・)
とにかく怒りの地雷を踏んだことには
間違いがなかった。
地雷を踏むと
1時間でも2時間でも
しつこく怒ってくる長男。
でも、ここでも
アドラー心理学で学んだ事を
使ってもみる。
まずは
問題行動に注目しない。
今までは
なんとか
この問題行動をなくさせよう!
と思っていたのだか、
しつこく怒ってきても
目もあわさず取り扱わない。
そのうち
根負けして
少しずつ声が小さくなる。
なので、つかさず
別の事で勇気づけてみる。
「今日、大志が作ったイチゴ食べたよ~
美味しかったな~」
すると、なんだか
嬉しそうな顔になった。
声掛けのタイミングを間違えると
より怒りが爆発するから
すこし怒りがおさまったタイミングが
大切だ。
相手の事を
見ていると気づかれずに
よーく見ていく。
相手の立場になる。
これって意外に難しい。
随分
自閉症の長男に
鍛えてもらったな~
そしてもう一つ
気づきがあった。
そのあと
私がいるリビングで
横になり休んでいた長男。
帰ってきた主人との
会話を聞いているようだった。
以前なら
怒りつづけた長男の話題を
主人に話していた私だが、
昨日は一切言わなかった。
それより
家の手伝いをしてくれたこと
長男の作ったイチゴが美味しかったこと
を話したら、長男は安心したように横になったまま眠った。
きっと
長男だって
辛いのだろう・・・
もしかして
こんなことで怒ってしまう
自分の事を責めているかもしれない・・・
脳の構造上の違いで
いろいろ不便な思いをしている長男だが
やっぱり家族の中で、
そして社会の中で居場所を見つけている。
人間ってやっぱり所属したいんだな~
これは、本能的に思うんだ!やっぱり・・・
そして
長男の心の痛みが少しわかった気がする。
しつけと言う名の
刀をふりかざしてきた私だが、
これからは、その刀を置いて
長男の心の声に
私の心を傾けていきたいと思う。
こんな風に
思えるのもアドラー心理学を
おかげだ。
本日もご覧いただきましてありがとうございました。
今年の4月から
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お気軽にどうぞ 🙂
お待ちしています・・・
日本パピママ協会
鈴木千春